【素材と色の法則】ジャパンディスタイルで失敗しない!理想の空間を作るための完全ガイド

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心から安らげる、自分らしい住まいを求める声が今、増えています。そんな中で注目を集めているのが、ジャパンディスタイルです。日本の「侘び寂び」に代表される静謐な美意識と、北欧の「ヒュッゲ(Hygge)」に象徴される居心地の良さ。


これら二つの文化が融合したジャパンディスタイルは、シンプルでありながら温かく、洗練された住空間を創造します。


しかし、「ジャパンディスタイルにしたいけれど、どうすればいいの?」「素材や色選びで失敗したくない」と悩む方も少なくありません。

特に、素材と色の選び方は、ジャパンディスタイルを成功させる鍵となります。


この記事では、ジャパンディスタイルを構成する「素材」と「色」の法則を徹底解説。それぞれの選び方から、組み合わせのコツ、部屋ごとの実践例まで、具体的なノウハウを「失敗しない」ための視点でお伝えします。この記事を読めば、あなたもきっと、理想のジャパンディ空間を手に入れるヒントが見つかるはずです。


【目次】【目次】

-ジャパンディスタイルの魅力と、なぜ「素材と色」が重要なのか
- ジャパンディスタイルを彩る「素材」の選び方と使い方
-「色」で表現するジャパンディ:ニュートラルカラーの配色テクニック-
-部屋別!ジャパンディスタイルを取り入れるための素材と色の実践例
-まとめ


■ジャパンディスタイルの魅力と、なぜ「素材と色」が重要なのか

-心地よさの秘密は、素材と色の組み合わせにあり

ジャパンディスタイルの魅力は、単に見た目の美しさだけではありません。

それは、私たちが五感で感じる「心地よさ」を追求している点にあります。この心地よさを作り出す上で、最も重要な要素となるのが、「素材」と「色」です。


自然素材が持つ独特の温もりや質感、そしてニュートラルカラーが織りなす穏やかな空間は、視覚だけでなく、触覚や嗅覚にも働きかけ、心身をリラックスさせる効果があります。例えば、無垢材の床の足触り、リネンカーテンから差し込む柔らかな光、落ち着いたグレーの壁がもたらす安心感。これらはすべて、素材と色の組み合わせによって生まれるものです。


-「失敗しない」ための第一歩は、素材と色の基本を知ること

「ジャパンディスタイルにしたいけれど、どうすればいいの?」「素材や色選びで失敗したくない」といった不安を感じる方もいるかもしれません。しかしジャパンディスタイルは、いくつかの基本的な「素材と色」の法則を知ることで、誰でも理想の空間を作り出すことが可能です。


■ジャパンディスタイルを彩る「素材」の選び方と使い方

ジャパンディスタイルを形作る上で、最も重要な要素の一つが「素材」です。

自然素材が持つ独特の風合いや温もり、そして時間の経過とともに変化する表情は、ジャパンディスタイルならではの心地よさと上質さを生み出します。ここでは、それぞれの素材の選び方と、空間での効果的な使い方を詳しく見ていきましょう。


-五感で感じる温もり:木材の魅力と選び方

ジャパンディスタイルにおいて、木材は主役となる素材です。床材から家具、建具、壁のアクセントまで、様々な形で取り入れられます。


無垢材のフローリング:種類と特徴

無垢材は、一本の木から切り出した自然の木材で、その温もりや足触りの良さ、経年変化を楽しめるのが魅力です。


オーク(ナラ):

木目が美しく、硬度が高いため傷つきにくいのが特徴です。ナチュラルな色合いから、経年で深みのある色に変化し、ジャパンディの落ち着いた雰囲気に非常によく合います。汎用性が高く、床材として最も人気のある選択肢の一つです。


パイン(松):

柔らかく、温かみのある肌触りが特徴です。比較的安価で加工しやすく、節の素朴な表情も魅力。経年で飴色に変化し、空間に温かい風合いをもたらします。北欧インテリアでもよく用いられる素材です。


ヒノキ:

日本の住宅で古くから使われてきた木材で、独特の香りと美しい木目が特徴です。抗菌性や耐久性にも優れており、和の要素を強く出したい場合に適しています。


木製家具:木の種類と組み合わせのコツ

家具もまた、ジャパンディスタイルに欠かせない木材の要素です。素材感を活かしたシンプルなデザインを選ぶのがポイントです。


選び方のポイント:

統一感:
同じ種類の木材で揃えるか、または木目の色合いやトーンを合わせて統一感を出すと、洗練された印象になります。
シンプルさ:
装飾が少なく、直線的または緩やかな曲線を描くデザインを選びましょう。
低重心:
床に近い生活スタイルを意識した低めのソファやテーブルは、空間に広がりと落ち着きをもたらします。


静岡県産の木材を活用するメリット

地域密着の鈴木建設工業では、静岡県産の木材の活用も可能です。

地元の木材を使うことは、環境負荷の低減につながるだけでなく、地域経済の活性化にも貢献します。また、身近な自然を感じられることで、より愛着のある住まいになるでしょう。


-光と風を操る:和紙・麻・綿の活用術

自然素材の中でも、和紙、麻、綿といったファブリック系の素材は、空間に柔らかな表情と心地よい光・風をもたらします。


和紙照明:柔らかな光で空間を演出

和紙を通した光は、直接的な光とは異なり、空間全体にふんわりと広がる特徴があります。これは、日本の伝統的な「陰影の美」にも通じるもので、ジャパンディスタイルに欠かせない温かく落ち着いた雰囲気を作り出します。ペンダントライトやフロアランプに和紙素材のものを取り入れるのが効果的です。


リネン・コットン:カーテンやファブリックで取り入れる心地よさ

カーテン、クッションカバー、ベッドリネンなどに、リネン(麻)やコットン(綿)素材を選ぶことで、自然な風合いと肌触りの良さを空間に取り入れられます。


リネン: 天然のしわ感と、光を通した時の透け感が美しく、軽やかで開放的な印象を与えます。夏は涼しく、冬は温かいという特性も持ち合わせます。


コットン: 肌触りが良く、吸湿性に優れているため、オールシーズン快適に使えます。生成りやオフホワイトなど、ニュートラルな色合いを選ぶと良いでしょう。


-空間に深みを与える:土・石・漆喰のアクセント

壁や床、カウンターの一部に土、石、漆喰といった天然素材を取り入れると、空間に奥行きと重厚感、そして独特の表情が生まれます。


壁材:珪藻土、漆喰で調湿効果

・珪藻土(けいそうど): 自然素材でありながら、優れた調湿機能を持つ壁材です。室内の湿度を快適に保ち、カビや結露の発生を抑える効果が期待できます。独特の質感が特徴で、シンプルな空間に表情を与えます。


・漆喰(しっくい): 日本の城壁や土蔵にも使われてきた伝統的な壁材です。消臭効果や抗菌効果も期待でき、フラットな仕上がりから、手作業の温もりを感じる鏝(こて)跡を残した仕上げまで、様々な表情を楽しめます。


石材:玄関やバスルームに取り入れる落ち着き

御影石や大理石、ライムストーンなどの石材を玄関の床、バスルームの壁、キッチンのカウンターなどに部分的に取り入れることで、空間にモダンで落ち着いた印象と、高級感を加えることができます。自然な模様や質感は、一つとして同じものがなく、唯一無二の魅力を放ちます。


-質感で魅せる:陶器・鉄の小物と建材

細部に宿る美しさもジャパンディスタイルの重要な要素です。陶器や鉄といった素材は、小物や建材として取り入れることで、空間全体を引き締め、上質感を高めます。


陶器の器やオブジェの選び方

手作りの温もりを感じる陶器の器やオブジェは、ジャパンディスタイルの空間に深みを与えます。無釉のマットな質感や、シンプルな形状のものを選ぶと、空間に自然に溶け込みます。棚やテーブルの上のアクセントとして効果的です。


アイアンの家具や照明で引き締める

アイアン(鉄)製の家具の脚や、照明のフレームなど、ミニマルなデザインのアイアン素材を取り入れると、空間にモダンな印象とシャープなラインが加わります。自然素材の温かみと、無機質なアイアンの組み合わせが、ジャパンディスタイルの洗練されたバランスを生み出します。


これらの素材を組み合わせることで、五感で感じる心地よさと、どこか懐かしくも新しい洗練されたジャパンディスタイルの空間が完成します。素材選びに迷ったら、ぜひプロの意見も取り入れてみてください。鈴木建設工業では、お客様のライフスタイルや好みに合わせた最適な素材選びをご提案いたします。


■「色」で表現するジャパンディ:ニュートラルカラーの配色テクニック

ジャパンディスタイルにおいて、「色」は空間の雰囲気と心地よさを決定づける非常に重要な要素です。自然素材の美しさを引き立て、心安らぐ空間を創出するためには、特定の配色ルールとテクニックがあります。ここでは、ジャパンディスタイルを構成する主要なカラーパレットと、それらを効果的に使うための方法をご紹介します。


-空間のベース:白・アイボリー・ベージュで広がりを演出

ジャパンディスタイルの基盤となるのは、白、アイボリー、ベージュといったニュートラルカラーです。これらの明るい色は、空間に広がりと開放感をもたらし、同時に清潔で穏やかな印象を与えます。


壁や天井の色選び:明るさと清潔感

ジャパンディスタイルの壁や天井は、基本的にオフホワイト、アイボリー、ライトベージュなどの明るいトーンを選びます。これにより、空間全体が明るく見え、自然光が美しく反射し、日中も心地よい明るさを保てます。また、これらの色は自然素材の色味を邪魔せず、より引き立てる効果もあります。


特に、漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)といった自然素材の壁材は、マットな質感と自然なムラ感が、ジャパンディの目指す温かみと上質感を際立たせます。


-落ち着きと深み:グレー・アースカラーを効果的に使う

空間のベースが整ったら、次にグレーやアースカラーを取り入れて、落ち着きと深みを加えていきます。これらの色は、空間にモダンな印象と安定感をもたらし、洗練されたジャパンディスタイルを表現する上で欠かせません。

※ジャパンディスタイルのイメージ画像


ソファやラグ:空間の重心となる色

リビングのソファやラグなど、面積の広いファブリック製品にミディアムグレー、チャコールグレー、または落ち着いたベージュ、ブラウンなどのアースカラーを選ぶと、空間全体が引き締まり、心地よい重心が生まれます。


特に、グレーは和と北欧のどちらの要素とも相性が良く、洗練された雰囲気を演出する万能カラーです。


アクセントクロス:一部に取り入れるモダンさ

壁の一部にダークグレーや落ち着いたグリーン、テラコッタ(赤茶色)などのアクセントクロスを取り入れるのも効果的です。これにより、空間に奥行きが生まれ、視覚的な変化を楽しめます。ただし、取り入れすぎると圧迫感が出るため、一面やニッチ(飾り棚)の裏側など、限定的な範囲に使うのがポイントです。


-空間を引き締める:墨色や深緑のアクセントカラー

ジャパンディスタイルはミニマリズムを追求しますが、単調になるのを避けるため、ごく少量のアクセントカラーを加えることで、空間全体を引き締め、洗練度を高めます。


小物やアート:メリハリをつけるポイント

クッション、花瓶、アート作品、書籍などに墨色(チャコールブラック)、深いネイビー、または森のような深緑など、落ち着いたトーンのアクセントカラーを取り入れましょう。これにより、空間にメリハリが生まれ、視線を引きつけ、洗練された印象を与えます。


日本の伝統的な藍色や、北欧の深い森の色をイメージすると良いでしょう。


建具:空間を引き締める効果

ドアや窓枠などの建具を、ベースカラーよりもやや濃い色(例:ダークグレーや墨色に近い木の色)にすることで、空間全体が引き締まり、デザイン性が向上します。特に、アイアン(鉄)製の細いフレームの建具や家具は、無機質な質感が自然素材の温かみと美しい対比を生み出し、ジャパンディのモダンな要素を強調します。


-失敗しない色の組み合わせ例と配色ルール

ジャパンディスタイルを成功させるための配色には、いくつかの基本的なルールがあります。


70-25-5の法則でバランスよく

これはインテリアコーディネートの基本的な法則で、ジャパンディスタイルでも有効です。


ベースカラー(70%): 空間の大部分を占める色(壁、天井、床)。白、アイボリー、ベージュなどの明るいニュートラルカラーを選びましょう。

メインカラー(25%): 家具やラグ、カーテンなど、ベースカラーの次に広い面積を占める色。グレー、アースカラー(ブラウン、落ち着いたグリーンなど)を配置します。

アクセントカラー(5%): クッション、小物、アートなど、空間を引き締めるポイントとなる色。墨色、深緑、濃い藍色などを少量取り入れます。


グラデーションで立体感を出す

同じ色系統でも、濃淡の異なる色を組み合わせることで、空間にグラデーションが生まれ、立体感と奥行きが生まれます。例えば、明るいベージュの壁に、少し濃いめのベージュのソファ、さらに濃いブラウンの木製家具を合わせると、統一感がありながらも豊かな表情の空間になります。


自然の色からヒントを得る

ジャパンディスタイルは自然との調和を重視します。森の木々、石、土、空の色など、自然界に存在する色の組み合わせは、常にインスピレーションの源となります。


素材と色の法則を理解し、これらのテクニックを組み合わせることで、あなたも失敗なく、心安らぐ理想のジャパンディ空間を実現できるでしょう。


■部屋別!ジャパンディスタイルを取り入れるための素材と色の実践例

ジャパンディスタイルの「素材」と「色」の法則をそれぞれの部屋の機能や特徴に合わせて、どのように素材と色を組み合わせれば、心地よいジャパンディ空間を創り出せるのか、実践的な例をご紹介します。


-リビング・ダイニング編:ゆったりと過ごすための素材と色のバランス

リビングとダイニングは、家族が集い、ゲストをもてなす家の中心となる場所です。ここでは、開放感と温かみを両立させることが重要になります。

床:

無垢材のフローリングが最もおすすめです。明るいトーンのオークやパイン材を選べば、空間全体に温もりと広がりを与え、素足でも心地よく過ごせます。


壁:

基本は白やアイボリー、ライトベージュの漆喰や珪藻土で、自然なムラ感と調湿効果を取り入れましょう。テレビを置く壁面やソファの背面に、グレーのアクセントクロスや、木目調のパネルを部分的に使用すると、空間に奥行きが生まれ、モダンな印象が加わります。


家具:

ソファ:
低重心で、ライトグレーやベージュ、オフホワイトなど、落ち着いた色合いのリネンやコットンのファブリックソファを選びましょう。木製のフレームが見えるデザインもジャパンディらしさを高めます。

ダイニングテーブル・チェア:
無垢材のシンプルで頑丈なデザインが最適です。チェアは、木製のものに加え、ペーパーコードやラタン(籐)などの自然素材を組み合わせたものを選ぶと、軽やかさと温かみが加わります。

収納:
作り付けのシンプルな木製棚や、扉のないオープンシェルフで、余白を意識した収納を心がけましょう。


照明:

天井には明るすぎないダウンライトを配置し、メインの照明としては和紙や布製のシェードを使ったペンダントライトをダイニングテーブルの上に吊るすと、柔らかな光が食卓を包み込みます。フロアランプやテーブルランプなどの間接照明を複数配置し、光のグラデーションを楽しむことで、よりリラックスできる空間になります。


小物:

陶器の花瓶に枝物やシンプルなグリーンを飾ったり、ウールやコットンの無地のブランケットをソファにかけたりすることで、素材感を活かしたアクセントを加えます。


-寝室編:安らぎと落ち着きをもたらす素材と色の選び方

寝室は一日の疲れを癒し、心身を休めるプライベートな空間です。安らぎと落ち着きを最優先に、素材と色を選びましょう。


床:

リビングと同様に無垢材が理想的ですが、よりリラックス感を高めるために、肌触りの良いウールや麻素材のラグをベッドサイドに敷くのも効果的です。


壁:

グレーがかったオフホワイトや、ごく淡いアースカラー(セージグリーン、ライトグレージュなど)の壁紙や塗料を選ぶと、落ち着いた雰囲気を演出できます。ヘッドボード側の壁に、深みのある墨色やチャコールグレーのアクセントクロスを取り入れると、空間が引き締まり、より洗練された印象になります。


家具:

ベッドフレーム: シンプルなデザインの木製フレームが基本です。低めのフレームを選ぶと、空間が広く感じられ、よりリラックスできます。

サイドテーブル: 小さな木製や、無機質なアイアンと木を組み合わせたシンプルなものを選び、必要最低限のものを置くことで、すっきりとした印象を保ちます。


照明:

寝室の照明は、直接光を避け、柔らかな間接照明が必須です。ベッドサイドランプやフロアランプで、光の量を調整できるようにすると良いでしょう。和紙やファブリック製のシェードを選ぶことで、より温かい光になります。


ファブリック:

ベッドリネンは、洗いざらしのリネンやオーガニックコットンなど、肌触りの良い天然素材を選びましょう。色は、白、オフホワイト、ベージュ、ライトグレーなど、壁の色に馴染むニュートラルカラーで統一すると、心地よい眠りを誘う空間になります。


-和室・書斎編:既存の和の空間をジャパンディに昇華させる方法




既存の和室をジャパンディスタイルにリノベーションする場合、その「和」の要素を活かしつつ、北欧の機能美と融合させるのがポイントです。書斎としても活用できる空間を目指しましょう。


床:

畳を残す場合は、琉球畳のようなモダンな縁なし畳や、色味を抑えたグレーやベージュの畳を選ぶと、洗練された印象になります。洋室に変更する場合は、無垢材のフローリングにすることで、より北欧らしい要素を取り入れられます。


和室を洋室にリフォームする際の注意点や、和室を残すメリット・デメリットについては、こちらの記事もご参照ください。
6畳の和室から洋室へリフォームする時の注意点について紹介‼和室をそのまま残すメリット・デメリットについても紹介

【後悔しない】和室リノベーションのメリット・デメリットを比較!後悔しないための注意点


壁:

漆喰や珪藻土の白壁は、和の空間にも自然に溶け込み、ジャパンディのミニマルな美しさを引き立てます。一部に杉板などの木材パネルを張ることで、温かみとアクセントを加えることができます。


建具:

障子や襖(ふすま)は、シンプルなデザインのものに交換するか、和紙調のプリーツスクリーンなどでモダンな印象にすると良いでしょう。木製の引き戸もジャパンディにマッチします。


家具:

座卓: 低重心のシンプルな木製座卓は、和の要素を保ちつつ、北欧のリラックス感を表現できます。

ワークデスク: シンプルな木製のデスクと、デザイン性の高い北欧チェアを組み合わせれば、機能的で美しい書斎空間が完成します。

収納: 壁面収納や、扉のないオープンな棚で、余白を活かした収納を心がけます。


照明:

シーリングライトではなく、和紙製のペンダントライトや、床置きのフロアランプ、またはシンプルなデザインのスポットライトで、柔らかな光を演出しましょう。


小物:

床座りの座布団には麻や綿素材のものを選び、生け花や盆栽、あるいはシンプルな陶器のオブジェを飾ることで、和の静けさと北欧の洗練された雰囲気を両立させます。


このように、部屋ごとの機能や雰囲気に合わせて素材と色を選び、組み合わせることで、理想のジャパンディスタイルを実現できます。ご自身のライフスタイルに合わせて、ぜひこれらの実践例を参考にしてみてください。


■まとめ

ジャパンディスタイルは、単なるインテリアのトレンドではありません。それは、日本の「侘び寂び」の精神と北欧の「ヒュッゲ」の心地よさが融合した、現代の私たちに真の安らぎと豊かさをもたらす住まいの哲学です。


このスタイルを成功させる鍵は、私たちが五感で感じる「素材」の温もりと「色」の調和にあります。無垢材の床がもたらす肌触り、和紙を通した柔らかな光、漆喰の壁が醸し出す穏やかな雰囲気、そしてニュートラルカラーで統一された洗練された空間――これらすべてが、私たちの心を解き放ち、日々の暮らしに静かな喜びをもたらしてくれます。



理想の空間実現への第一歩を踏み出すために

「ジャパンディスタイルにしたいけれど、何から始めたらいいかわからない」「自分の家で本当に実現できるのか不安」――そうお感じになったら、ぜひプロの力を借りてください。


私たち株式会社鈴木建設工業は、静岡県東部地域に密着し、お客様一人ひとりの想いを大切にした住まいづくりをサポートしています。ジャパンディスタイルを熟知した専門スタッフが、素材選びからデザイン、そして施工まで、お客様の理想を形にするお手伝いをいたします。


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