今日は国の補助金事業【先進的窓リノベ】のご紹介です。
これは既存住宅における窓の高断熱化を促進するため、改修にかかわる費用の一部を補助することでエネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)やCO2排出量を削減し、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献目的で設定された国の補助金です。
高度経済成長期にたくさんの住宅が必要になり一気に建てられた日本の家。冬はとっても寒いですね。この頃は現在のように断熱材等のことまで丁寧に考えられていませんでした。最近は中古住宅を購入しリノベーションする方がとても増えていますが、このような場合も窓のリノベーションによって住み心地は格段に良くなります。
以前に比べて高断熱住宅への関心が寄せられるようになりましたが、今現在も世界に比べて日本の断熱基準は低い位置にあります。心地良いお家時間を過ごせるようにすることはもちろんですが、最近のエネルギー価格高騰への対応策としても高断熱住宅へのリフォームは重要になってきます。
また、SDGSの観点からも中古住宅の活用や高断熱住宅へのリフォームは時代の流れにあった取り組みだと思います。
窓リフォームを考えている方は今が絶好のタイミングです!
⦅補助対象⦆
以下の➀②を満たす方が補助対象者
➀窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し窓のリフォーム工事をすること。
※本事業は登録のない事業者と窓リフォーム工事の契約をしても【先進的窓リノベ】の対象外です。当社は窓リノベ事業者へ登録済みです。
②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること。
※住宅の所有者等とは・住宅を所有し居住する個人又はその家族
・住宅を所有し賃貸に供する個人又は法人
・賃借人
・集合住宅等の管理組合又は管理組合法人
⦅補助対象となる住宅⦆
以下の➀を満たす住宅が補助対象住宅。
戸建・集合住宅等の別を問わない。
➀既存住宅である
※リフォーム工事の工事請負契約日時点において、建築から1年が経過した住宅又は過去に人が居住した住宅(現に人が居住している住宅含む)をいいます
⦅対象となる工事⦆
以下➀②を満たし、③に該当しない工事が補助対象事業。
➀対象商品を用いた下記に該当するリフォーム
(1)ガラス交換
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガ
ラス等に交換する工事。
障子枠(ガラス+フレーム)のみを交換し、枠を交換しない、または新たに
設置しない場合にもガラス交換として取り扱います。
(2)内窓設置
既存窓の内側に新しい窓を設置する。または、既存の内窓を取り除き、新
しい内窓に交換する工事
(3)外窓交換
(A)カバー工法・・・既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新た
な窓枠を覆い被せて取り付け複層ガラス等に交換す
る工事
(B)はつり工法・・・既存窓のガラス及び窓枠を取り外し、新たな窓枠を
取り付け複層ガラス等に交換する工事
②補助額が5万円以上である
補助額は工事の内容、住宅の建て方、対象製品の性能とサイズにより異なり
ます。
※複数の窓の工事を行い、本事業と子供エコすまい支援事業に分けて申請す
る場合、本事業単独で申請する補助額が5万円以上とします。(両事業の補助
額を合算できません)
※同一開口部に複数の対象製品を設置しても、1つの製品に限り補助金の対
象となり、補助額に算入することができます。
③補助の対象とならないリフォーム工事例
・補助事業に要する経費が補助額に満たない工事
・ドアを交換する工事
・ドアの一部およびドアに付随する欄間に取り付けられたガラスを交換す
る工事
※玄関ドア交換は、こどもエコすまい支援事業で補助対象となります。
・店舗併用住宅等の住宅以外の部分の窓・ガラスの工事
・住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する
工事(いわゆる施主支給や材木分離による工事)
・リース設備の設置工事
・中古品を用いた工事
※玄関ドア交換は、先進的窓リノベでは無く、こどもエコすまい支援事業で補助対象となります。
⦅対象期間⦆
2022年11月8日~2023年12月31日
※予算に達したら終了
⦅補助額・補助上限⦆
➀補助額
開口部ごとに行った対象工事に応じた補助額の合計が交付申請額になりま
す。
(1)ガラス交換
対象製品の性能とサイズにより補助額が決まります。
なお、1つの窓で複数枚のガラスを交換する場合それぞれのガラスが補
助の対象となります。
(2)内窓設置
対象製品の性能とサイズにより補助額が決まります。
(3)外窓交換
(A)カバー工法
(B)はつり工法
どちらも建物の建て方、対象製品の性能とサイズにより補助額が決まり
ます。
②補助上限
一戸あたり200万円を上限とします。
※1申請あたりの合計補助額50,000円未満はできない。
③複数回行うリフォーム工事
同一住宅に複数回のリフォーム工事を行う場合も補助上限額の範囲内で申請
を行う。ただし、それぞれの申請ごとにすべての補助要件を満たす必要があ
ります。
⦅その他⦆
➀こどもエコすまい支援事業との併用
本事業の対象製品はすべてこどもエコすまい支援事業においても補助対象と
なりますが、こどもエコすまい支援事業の対象製品は本事業でも一部補助対
象になります。製品の性能等に応じて両事業を併用することができます。(同
一の工事請負契約および後期でも可)
ただし、両事業の補助対象である窓であっても一つの窓が両事業でそれぞれ
補助を受けることはできません。
また、同一開口部に複数の補助対象である窓を設置しても、両事業を通じて
いずれか一つの窓のみ補助を申請できます。
万一、こどもエコすまい支援事業と重複申請を行っていた場合、理由の如何
によらず、本事業の交付申請を無効として、交付決定の取り消し及び返金等
の措置をとりますのでご注意下さい。
②他の補助金との併用
同一の窓・ガラスに対して重複して国の他の補助制度から補助を受けること
はできません。
なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除
き併用可能です。
③財産処分の制限
本事業の補助金の交付を受けた工事発注者は、補助金の交付を受けて取得し
た対象製品について窓リノベ事業者が補助金の振込みを受けた後、10年間は
国または事務局の承認なく補助金の交付目的に反して使用し譲渡し交換し貸
付担保に供しまたは破棄することができません。
本事業は期間途中でも予算上限に達した場合は、補助事業打ち切りになります!
窓リフォームをお考えの方はお早めにご相談下さい!
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