【安心安全な住宅へリフォーム】住宅をバリアフリーに!手すりの選び方と設置場所のポイント

日々の暮らしを快適に保つためには、家の中の安全対策がとても重要です。

特に、家族全員が安心して暮らせるバリアフリーの環境を整えることは、しっかりとした住まいづくりの第一歩となります。高齢化社会が進む日本では、バリアフリー化が重要なテーマとなり、特に手すりの設置は欠かせない要素の一つです。


例えば、お年寄りが一緒に暮らしている家庭では、階段の上下やトイレ・浴室などでの移動がスムーズになるように手すりを取り付けることで、転倒や怪我のリスクを大幅に減少させることができます。このように、手すりの設置は家の中の安全性を高め、毎日の生活をより安心で快適なものにしてくれます。


今回のブログでは、バリアフリーリフォームの中でも特に手すりの選び方と設置場所に焦点を当てて、具体的なアドバイスを提供します。どのような手すりがあるのか、どこに設置すれば良いのか、そして設置時の注意点についてわかりやすく解説していきます。主婦の皆さんでも簡単に取り組めるヒントが満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

 

≪目次≫

・バリアフリーの重要性

・手すり選びの基本

・手すり設置場所のポイント

・設置時の注意点

・まとめ




■バリアフリーの重要性

私たちの日常生活が年々便利になっている今こそ、住まいの安全性と快適さを見直すチャンスです。特に、高齢者や障害を持つ方々が住む家では、バリアフリーの環境を整えることが大変重要です。


バリアフリーの環境とは、段差や障害物が少なく、移動がしやすい生活空間を意味します。例えば、階段の昇り降りがしやすくなるような手すりの設置や、滑りにくい床材の使用などが挙げられます。そんな工夫が家の中にあるだけで、家族全員が安心して生活を送ることができるのです。


また、介護が必要な家族がいる場合には、バリアフリー住宅を整えることで介護者の負担を軽減することができます。例えば、トイレや浴室に手すりを取り付けることで、介助の際の負担を大幅に軽減できますし、介護される側も自立をサポートされるための大きな助けになるのです。


将来的なリフォームを考える際にも、バリアフリーの視点を入れて計画を立てることで、家の価値を長く保つことができます。バリアフリー化により、家族のライフステージが変わっても柔軟に対応できる住まいを実現しやすくなるのです。


バリアフリーの重要性は、住環境の中の安全性以外にも実際にその恩恵を受ける家族の安心感や快適さに直結します。




■手すり選びの基本



・手すりの種類や素材とデザイン、それぞれの特徴

手すりを選ぶ際には、まず素材とデザインに注目することが重要です。それぞれの素材には独自の特徴があり、家の雰囲気や使い勝手に大きな影響を与えます。以下に、代表的な素材とその特徴を紹介します。


木製の手すり:

特徴: 木のぬくもりを感じられる、自然な風合いが魅力です。

利点: 手触りが良く、温かみがあるため室内インテリアに溶け込みやすいです。

欠点: 長期間使用すると摩耗や劣化が進みやすい場合があるため、定期的なメンテナンスが必要です。


アルミ製の手すり:

特徴: 軽量かつ耐久性があり、錆びにくい特性を持っています。

利点: 安価で高い耐久性を誇り、外装にも適しています。

欠点: 手触りが冷たく感じるため、室内使用では好まれないことがあります。


ステンレス製の手すり:

特徴: 高級感があり、頑丈で腐食に強いです。

利点: メンテナンスが容易で、非常に長持ちします。病院や公共施設でもよく使われています。

欠点: 比較的高価で、取り付けには専門業者の手が必要な場合があります。


プラスチック製の手すり:

特徴: 軽量で取り扱いやすく、多種多様なデザインがあります。

利点: 安価でDIY初心者にも扱いやすい反面、強度や耐久性は他の素材よりも劣る場合があります。

欠点: 長期間使用すると、紫外線や摩耗により劣化することがあります。



・デザインの重要性と選び方

手すりは単なる機能性を持つだけではなく、家のインテリアにも影響する重要なアイテムです。デザイン選びのポイントは、以下の通りです。


統一感:

家全体の雰囲気に合ったデザインを選びましょう。例えば、木製の家具が多い家には木製の手すりを、モダンなインテリアにはステンレス製の手すりが馴染みます。


使いやすさ:

手すりの形状や設置場所によって、使いやすさが変わります。特に子供や高齢者が一緒に住む家では、グリップしやすい形状を選ぶとよいでしょう。


安全性:

デザインがどれだけ優れていても、安全性が第一です。表面が滑りにくい加工が施されているものや、角が丸くなっているものを選ぶと安全性が高まります。


これらのポイントを踏まえながら、次に手すりの設置場所について考えていきましょう。




■手すり設置場所のポイント

手すりをどこに設置すべきかを考える際、家の中のどの場所が最も必要とされるかを理解することが重要です。以下に、主要なエリアとその理由を解説します。



・階段

階段は家の中で最も手すりが必要とされる場所の一つです。

階段の昇り降りは、特に高齢者や体の不自由な方にとって大きな負担となり、転倒のリスクが高まります。手すりを設置することで、バランスを保ちやすくなり安全に移動することが可能です。


具体例として、階段の両側に手すりを設置するダブルサポートがおすすめです。片手に持つ買い物袋や荷物がある場合でも、もう一方の手で支えることができるため、安定感が増します。



・トイレ

トイレはそれほど広いスペースではないため、手すりの設置が簡単ですが、その重要性は非常に高いです。特に腰掛けたり立ち上がったりする動作をサポートするために、適切な位置に手すりを取り付けることで安全性が向上します。


トイレの場合、便器の横や背面に手すりを設置するのが一般的です。「L字型」や「T字型」の手すりが便利で、両側からしっかりと支えることができます。また、折りたたみ式の手すりを使うと、使わない時は邪魔にならないのでおすすめです。



・浴室

浴室は水回りで滑りやすいため、特に注意が必要な場所です。洗い場や浴槽の出入り口に手すりを設置することで、転倒のリスクを軽減できます。浴槽に出入りする際に握ったり、体を支えたりする用途に適しています。

浴槽内に安全に入り込むための「バースピンタイプ」や、シャワーを浴びる際に立ち上がるための「グラブバー」があります。さらに、洗い場にも手すりを設置することで、安心して洗うことができます。


・玄関・廊下

玄関や廊下も、家の中で多くの動線が重なる場所であり、手すりが必要となるポイントです。特に玄関は外からの段差をクリアする場面が多いため、手すりがあると安心です。

玄関の段差部分や、靴を履き替えるスペースに手すりを設置すると良いでしょう。また、廊下では、長い移動距離や曲がり角などに手すりを設置しておくことで、安全に歩くことができます。

これらのポイントを考慮して、手すりの設置場所を選びましょう。次に、設置時の注意点について説明します。




■設置時の注意点

手すりの設置は安全性を確保するための重要な作業となります。

ここでは、手すりを設置する際の基本的な方法や注意点、またDIYと専門業者への依頼の場合の違いについて詳しく見ていきましょう。



・設置方法と高度なポイント

手すりの設置にはいくつかの方法があります。簡単なDIYで行う場合もあれば、しっかりとした取り付けが必要な場合は専門業者に依頼する方が安心です。


DIYでの設置:

準備: 最初に、設置する場所の壁の強度を確認しましょう。石膏ボードや薄い壁にはアンカーを使うことで、しっかりと固定することができます。

工具: ドリル、レベル、メジャー、アンカー、ねじなど必要な工具を準備します。

手順: メジャーで正確に位置を測定し、ドリルで穴を開けて手すりを固定します。取り付け後にレベルで水平を確認し、ねじでしっかりと固定します。


専門業者への依頼:

専門業者に依頼する場合は、見積もりを取り、設置場所や手すりの種類について相談しましょう。業者の経験と技術により、しっかりとした取り付けが期待できます。また、トイレや浴室など特殊な環境での設置もスムーズに行えます。


後付けをお考えの場合

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・正しい高さと位置

手すりの高さと位置は、使う人の体格や使用シーンによって適切に設定することが重要です。

階段:

手すりの高さは階段の踏み面から80〜90cmが一般的です。また、階段の始まりから終わりまで途切れることなく設置すると安心です。


トイレ:

トイレの手すりは便座から30〜40cmの高さが理想的です。L字型やT字型の手すりは、立ち上がりのサポートに優れています。


浴室:

浴槽の縁から約30cmの高さに手すりを設置すると、出入りが楽になります。シャワーハンドルを兼ね備えた手すりも便利です。


玄関・廊下:

玄関の段差部分や、廊下の壁面には80〜90cmの高さで設置すると良いでしょう。長い廊下では1.5〜2mごとに手すりを設置することで安心して移動できます。



・安全対策の取り方

手すりの設置には、以下のポイントを押さえて安全性を確保することが大切です。


固定力: 手すりがしっかりと固定されていることを確認しましょう。ぐらつきがあっては意味がありません。

滑り止め: 手すりの表面が滑りにくい素材や加工がされているかを確認しましょう。特に浴室では滑りやすいため、ここは重要です。

定期的なメンテナンス: 定期的に手すりの状態をチェックし、緩みや劣化があれば早めに修理や交換を行いましょう。

視認性: 階段や廊下の手すりは、暗い場所にも設置する場合が多いため、明るい色や反射材を使用すると視認性が高まり、安全です。


これらのポイントをしっかりと押さえ、安全で快適なバリアフリー環境を整えていきましょう。次に、全体のまとめに進みます。




■まとめ

バリアフリーリフォームを考える際、手すりの選び方や適切な設置場所、設置時の注意点を学ぶことは非常に重要です。


バリアフリーリフォームは、家族全員が安心して暮らせる環境を整えるための大切なステップです。これから手すりの設置を検討している方は、今回のブログを参考にして、安全で快適な住まいづくりを進めてみてください。ご家族皆さんの素敵な笑顔が増えることを願っています。


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